こんにちは。地域福祉課 横井です。
「社会福祉」、「高齢者福祉」という言葉はよく耳にすると思いますが、実際にはどんな人たちが関わって、どんな支援をしているのかあまり知られていません。
そこで、福祉・介護職への理解を促し関心を高める取り組みの一環として、今年度は五条高等学校の皆さんが愛知県社会福祉協議会の実施する「介護理解促進福祉協力校」に指定されました。
この事業は県内の高等学校等を協力校として指定し、介護教室の実施や学校全体及び地域等に向けた普及活動等を進めながら、生徒に対して介護就労への理解と関心を高め、地域における介護に対する肯定的なイメージの醸成を図ることを目的としています。
今年度は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、施設での介護体験学習から3回シリーズの出前介護講座に変更となりましたが、五条高等学校のJRC部の皆さんが受講した2日目の特別養護老人ホーム第Ⅱあま恵寿荘さんの講座の様子をご紹介します。

講義は特別養護老人ホーム第Ⅱあま恵寿荘施設長 加藤さんが進行。高齢化率を含め高齢者についての解説から始まり、施設で働く専門職、仕事内容についての紹介。介護の歴史や介護現場でのIT化の説明をしていただきました。

講義のあとは実際に車いすに乗る人、支援する人に分かれて体験しました。乗る人はより高齢者の感覚に近づけるため、アイマスクと耳栓をしましたが、かなり悪戦苦闘していました。
後日、五条高等学校の先生から、ボランティア部の皆さんがこの講座をきっかけに文化祭で車いす体験を実施するとのご連絡をいただきました。文化祭頑張ってください。
この講座をきっかけに、生徒の皆さんが将来の職業として、「福祉の仕事もいいな」と思ってもらえると嬉しいです。

地域課題解決ために!
赤い羽根共同募金の運動期間は10月1日から翌年3月31日までの6ヵ月間です。その期間の内、1月から3月までを「テーマ型募金」として、地域の福祉課題解決のためのテーマを設定した募金活動の展開をします。
「テーマ型募金」では、NPO法人やボランティア団体などが、個人や企業に対して地域の福祉課題を伝え、寄附をお願いする募金方法です。この募金は、使途が分かりやすく、寄附者が共感・賛同する活動に対して直接的に募金ができることが特徴です。
テーマ型募金をご希望される団体は、この事業の要領をご確認の上、申請をお願いします。
参加申込方法
テーマ型募金参加申請書(様式1)に必要事項を記入し、添付書類とともに令和4年9月1日から令和4年9月30日までの間に本会事務局宛にご提出ください。(郵送可、締切日必着)
※詳しい申請内容や様式は、下記よりダウンロードできます。
事業実施要領
各種様式(申請・変更・報告)
イベント・講座情報ページにあま市権利擁護センター主催の講演会に関する記事を追加しました。
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イベント・講座情報ページにあま市社会福祉協議会主催の介護職員初任者研修に関する記事を追加しました。
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